ヒートショックの原因とは？

2023/07/09

ヒートショックが起こると、命の危険に及ぶことがあります。
しかしヒートショックはどのような原因で起こるのか、ご存じない方もいらっしゃるでしょう。
今回は、ヒートショックの原因についてご説明いたします。
▼ヒートショックとは
気温や室温の急激な変化により、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックと言います。
ヒートショックによって引き起こされる疾患は、脳内出血・脳梗塞・大動脈解離・心筋梗塞などです。
▼ヒートショックの原因
暖かい室内から脱衣所へ移動すると、体が適応しようとするために起こるのが血圧の上昇です。
さらに脱衣を行うことにより血圧は上昇し、そこから浴槽に入ると急に体が温まり血圧は下降します。
とくに室温の気温差が10°C以上あると危険度が増すため、注意が必要です。
■ヒートショックが起こる場所
ヒートショックが起こる場所として、脱衣所・浴槽が第一に挙げられます。
その他はトイレ・洗面所などで起こりやすいため、注意しましょう。
■ヒートショックの予防
室温の温度差をできるだけ少なくすることが、予防につながります。
脱衣所であれば、暖房器具を用いて使用する前に温めておくこと・風呂場ではお湯の温度を低めに設定することが重要です。
▼まとめ
ヒートショックで亡くなる方は、交通事故よりも多いとされています。
未然に防ぐためにも、室内の温度差を少なくすることが大切です。
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