マンションに雨戸がないのはなぜ?

query_builder 2023/07/28
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一戸建てやアパートなどは雨戸が付いていることが多いですが、マンションには付いていないことがあります。
とくに高層マンションでは、ほとんど雨戸は見られません。
では、なぜマンションには雨戸がないことが多いのでしょうか。
▼マンションに雨戸がない理由
■避難経路が確保できなくなる
雨戸を閉めると、火災や地震などの緊急時に窓から避難できなくなります。
マンションは高層であることが多いため、階段やエレベーターだけでは十分な避難経路とは言えません。
雨戸を設置していないのは、避難経路を確保するためです。
■強風で飛ばされる可能性がある
雨戸は木製やアルミ製などの軽い素材で作られているため、台風や竜巻などの強風にさらされると飛ばされる危険性があります。
飛ばされた雨戸は、他の建物や人に当たって大きな被害をもたらす可能性があり大変危険です。
高層マンションの場合は、風圧に強いガラスやカーテンウォールを採用する場合が多いでしょう。
■建物が重量に耐えられなくなる
雨戸は窓枠に取り付けられているため、窓枠にかかる重量が増えます。
マンションの場合窓枠にかかる重量は下層ほど大きくなり、過度な重量がかかると建物の構造に影響を与えてしまう可能性があります。
建物の安全性を確保するためには、窓の枠にかかる重量を軽減する必要があるのです。
▼まとめ
マンションに雨戸がないのは、避難経路の確保・強風で飛ばされやすい・建物が重量に耐えられないなどの理由があります。
これらは建築基準法で定められているため、構造上雨戸を設置できません。
当社では、台風や地震などの災害の衝撃に強い窓ガラスフィルムの施工にも対応しています。
雨戸の代わりとしても利用可能ですので、気になる方は気軽にお問い合わせください。

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